様々なMVNOが展開している格安SIMのサービスを比較する項目として重要なのが「通信速度」です。
「(通信速度には)最低限いくら必要なのか」という疑問の声も強いのではないでしょうか?という訳で、通信速度について調査してみました。
参考までにYouTubeで動画を観る場合は600kbpsの通信速度が必要で、格安SIMの速度は大体5mbpsとなっています。
格安SIMとは言っても実は結構いろんなことが問題なくできるわけです。
通信速度について
まずは、通信速度について簡単な説明をします。
通信速度とは、1秒間にどの位の容量を使うかを示す単位の事です。スマホやタブレットなど、ネットを介して利用する場合この通信速度は見落とせません。
通信速度を表す単位としてよく目にするのが「kbps(キロビットパーセコンド)」と「mbps(メガビットパーセコンド)」です。
1mbpsの1000分の1が1kbpsで、1秒間に使える容量が大きいほど通信速度は速いという事になりますね。
例えば10mbpsは「1秒間に10メガビットの情報量が送信出来る」という意味です。
こうなると「通信速度が速い格安SIMを選べばいい」と考える人が現れるかと思いますが、そう簡単にはいきません。
ドコモやKDDIなどキャリアは通信速度が速く、およそ30mbpsと言われます。
格安SIMはMVNOによってバラつきはありますが、大体5mbpsほど。
格安SIMの通信速度はキャリアの1/6、遅くなっているのは明らかですね。
格安料金で済む代わりに、キャリアと比べ通信速度が遅いのは格安SIM最大のデメリットと言えるでしょう。
快適に使える通信速度は?
格安SIMの平均的な通信速度である、5mbpsはどれくらいの速度なのでしょうか?
これも個人によってバラつきがあるかもしれませんが、いくつか例を挙げて検証してみましょう。
ネットでwebサイトを閲覧する為には、0.7~1mbpsは必要です。
2mbpsあれば少々重くても快適に見られるでしょう。
移動中や待ち時間にスマホで動画サイトを観る人も多いハズ。
例えばYouTubeで動画を観る場合、600kbpsの通信速度が必要です。
キレイな画質で観る為には1mbpsほど必要で約2倍の通信速度を要します。
格安SIMで動画を観るなら普通画質で観るのがベストですね。
アプリの容量は平均すると50MBで、通信速度によってダウンロードにかかる時間に差が出てきます。
キャリアでの平均通信速度である30mbpsの場合は約13秒になります。
一方格安SIMの平均通信速度である5mbpsの場合は約80秒もかかる事になります。
この点は格安SIMを利用する上で一番ストレスを感じる部分だと思います。
しかしWi-Fiを使うことでこれは解決できます。
ちなみに筆者は通信速度をそれほど重視していません。笑
ダウンロードは大体1分以内で出来れば十分だと思っています。
動画が再生中に止まったりダウンロードに時間がかかりすぎると、どうしてもストレスを感じてしまいますが。笑
確かに通信速度はある程度速い方がいいですよ。マジで。
とはいえ、総合的に見ても格安SIMだって不便を感じるほどの速度ではありません。
通信速度は要チェック!
格安SIMの通信速度が遅いのは、キャリアと違って自社の回線網を持っていないからです。
キャリアから回線網を借りる事で格安料金が実現しているのは格安SIMのメリットですが、回線の量やその時間帯に利用している人の混み具合によって通信速度が遅くなってしまうという訳なんです。
他の理由として通信設備も挙げられますが、定期的に設備改修を行っている格安SIMは通信速度を改善している証拠ですのでそちらを利用していくといいでしょう。
動画閲覧に特化した格安SIMというのもありますが、まあ参考までに。
→格安SIMで動画を観まくっても月2000円台のまま速度制限にもかからない方法
いかがでしょうか?ストレスなく格安SIMを使うには、是非通信速度にも注目してくださいね!
では、貴方のスマホライフに幸あらん事を!