「SIMフリー」と呼ばれる単語がここ数年、世間を賑わせています。ここでは、SIMフリーやスマホを格安で利用する為の手順や方法を紹介します。
SIMフリーとは?
まずはSIMフリーについて説明します。
SIMカードには、電話番号やお客様の契約情報などがインプットされており、このカードのお陰で通信が可能になっています。
限定されたキャリアのSIMカードしか利用できないようにしてある端末を「SIMロック端末」
それに対しSIMロックがかかっていない端末を「SIMフリー端末」
と呼びます。
SIMフリーと混乱する単語として「白ロム」があります。白ロムもスマホなどの端末を意味するものです。
大手キャリアと呼ばれるドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社の端末からSIMカードを抜いた状態を「白ロム」
と呼びます。
元々この3社で購入した白ロムはSIMカードとセットで販売されていました。
機種変更などで使わなくなったキャリア端末がSIMカードを抜いた状態で中古販売されているのです。
SIMフリー&白ロム・それぞれの特徴
SIMフリーと白ロム、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。実際に購入する際どちらを選ぶか、ここで判断の基準を学んでいきましょう。
〉SIMフリー端末の特徴
SIMフリー端末の一番のメリットは海外でも利用可能という点です。
海外でも販売される目的で生産されているSIMフリー端末は、日本の端末にありがちな必要のないアプリといった無駄な機能も搭載されておらず、煩わしさを解消してくれます。旅行や出張など、海外で利用する機会が多いならこの点は非常に有利です。
一方デメリットは、低スペックな機種が多いため機能重視の人にはこの点が煩わしく感じる事です。
また知名度の低い端末が多く、海外製品の場合は特に説明書の解読に困惑し、(当然日本語で書かれていないので)最悪そのまま詰んでしまう恐れがあります。
そして有名で高スペックな機種でのSIMフリー端末になるとバカ高いです。泣
一番の注意点は、
「同じ端末であっても」携帯会社や地域の違いから対応する周波数が違ってくる
という事です。
特に各大手携帯電話各社が「プラチナバンド」と呼び、繋がりやすさをアピールする700~900mhzの周波数帯では、スマホごとの対応状況が大きく異なります。
周波数帯が統一されているならまだしも、かなり波がある上に利用者が大勢いるんだからここまで差が出るのは仕方ないかなと筆者は思います。
そして海外で購入してそのまま使う場合、それ自体に問題はありませんが日本に持ち込むには、あくまでも日本の電波法令に準拠したモデルである事を確認しなければなりません。
〉白ロム端末の特徴
白ロムのメリットは高級な端末を安く買えるってことです。
キャリアから購入し、中古品となった白ロム端末は高機能・高スペックの物が多く、それは魅力の1つ。またキャリアで購入すると高額だった商品が安価で手に入るのもメリットです。
メーカーによっては中古品でも故障などのアフターフォローをしてくれるのも嬉しいポイントですね。
しかし、白ロム端末においては中古品である問題点をクリアーしなければなりません。
中には通信制限を抱えたまま売り出される場合もあります。
端末代金の分割払いを払いきらないまま解約された端末は、キャリアから通信制限をかけられます。
このような白ロム端末を「赤ロム」と呼び、販売業者の中には赤ロムの保証などを行う店も出てきているので購入時にはその点も注意が必要です。
SIMフリー・白ロム端末を安全に購入するには
購入する方法は、
・ネット購入(Amazon・ヤフオク)
・店舗購入(ブックオフ・ゲオ・家電量販店など)
となります。
まず海外製品に不安がある人は、下手に手を出さず国産のMVNO元のスマホにした方がいいです!使う前に詰んでしまっては元も子もありませんからね!
そしてネット購入の方が安く手に入る為オススメですが、実際に届くまで品質などは確認出来ません。
実際に購入する前に、店舗でとりあえず確認するのも一つの手だと思います。
商品について把握した上で買った方が損はありませんからね!
ではでは、貴方のスマホライフに幸あらん事を!