最近目にする機会の多くなった格安SIM。
その格安SIMの一つに簡単な手続きですぐに使える使い切りタイプのプリペイドSIMが加わった事はご存知ですか?
今回は、そんなプリペイドSIMの料金プランや利用用途について紹介します。
プリペイドの格安SIMとは何か?
まずはプリペイドSIMについて説明しなくてはなりません。
通常のSIM契約では、使った分の使用料金を後から支払うのが一般的です。それに対しプリペイドSIMは前払いで料金を支払います。
使用出来るデータ容量や日数などにより料金が定められており、それらが切れたら自動的に解約されるSIMです。
再度使用するにはパッケージを購入し直す必要がある為、クレジットカードを持っていない学生さんや格安SIMを試してみたい初心者に人気があるオススメのSIMです。
各プランや日数などが決まっているので無駄なく使えるのも魅力的です。
プリペイドSIMの種類
次はプリペイドSIMの各種類について紹介します。
使い切りタイプ
まずは使い切りタイプ。
決められたデータ量がなくなったり利用期限が切れたら自動的に解約されるSIMです。
プリペイドSIMの中では最も一般的な種類で、ちょっとだけ使いたい場合やお試しで利用する場合にはこの使い切りタイプが良いでしょう。
代表的なものは1日200MBまで高速通信が使えるのが売りのU-mobileによる「U-mobile プリペイド」です。
プランは「7日間」「15日間」「30日間」から選べ、U-NEXTストアや成田国際空港に設置された自動販売機で購入出来ます。
チャージタイプ
次はチャージタイプ。
パケット残量がなくなったらクーポンカードやオンライン上でチャージ出来るSIMです。
コンビニや空港で購入できるウェブマネーなどの仮想通貨のSIMカード版といえばわかりやすいかと思います。長期間利用する予定があればこちらを選ぶと良いでしょう。
代表的なものは毎月5GB使えるb-mobileのプリペイドです。「1ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」のプランがあり、そのまま継続利用が可能です。
期間が長ければ長いほど1ヶ月あたりの料金が安くなるので、長期的に利用する予定があればまとめ買いがお得です。
1ヶ月:3,380円
12ヶ月:29,445円(1ヶ月分あたり2,453円)
月額定額移行タイプ
最後は月額定額に移行可能なタイプ。
その名の通り、容量を使い切った後にそのまま月額定額プランに申し込みが出来ます。
MVNOのある通信環境や速度を実際に体験してから契約が出来るので、お試しで使ってみたい人にオススメです。
代表的なものは格安SIMで人気のあるIIJmioのプリペイドSIM「IIJmioプリペイドパック」です。
リチャージや月額プランへの移行期限が長く、月額プランへ移行出来るSIMの中では通信料が多めに設定されているので、じっくりと試す事が出来ます。
月額料金プランのタイプDのみに移行でき、タイプAプランへの移行はタイプDに移行後に有料でSIMカード交換する必要があります。
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プリペイドSIMを利用する上で選ぶポイントは、利用データ量や利用期限、そして使い切り・チャージ・月額定額移行、どのタイプかです。
プリペイドSIMにも割高になる・音声プランが利用出来ないなどの制約はありますが、面倒な契約や解約手続きがなく試しに使ってみるには丁度良いプランです。
筆者もこれほど格安SIM初心者向けのプランはないかと思います。
まだ格安SIMを試した事がない方は、まずプリペイドSIMから検討してみてはいかがでしょうか?
では、貴方のスマホライフに幸あらん事を!