0.01秒でわかるMVNOとMVNEの違い

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9778f11efc07b2c44226eb3821f6bfc1_m格安SIMについて調べていると「MVNO」や「MVNE」という言葉がよく出て来ます。

よく似た言葉ですが、両者の関係とは一体どんなものでしょうか?

早速ウィキペディア先生に聞いてみます。

まずはMVVNO。

仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語:Mobile Virtual Network Operator, MVNO)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。
〜Wikipediaより〜

よくわかりませんね。笑

次はMVNE。

仮想移動体サービス提供者(かそういどうたいサービスていきょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Enabler, MVNE)とは、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator, MVNO)の事業の構築を支援する事業を営む者である。
〜Wikipediaより〜

知恵熱が出て来ました。笑

わかりやすい例えを使ってみます。

「小売」と「仲介」

MVNOとMVNEは、小売業者と仲介業者の関係によく似ています。

そしてこの場合の卸売業者は、MNO(大手キャリア)であるdocomo・auになります。

でも、docomoとauは直接ユーザーも抱えていますよね?

docomoとauは自社で小売もしている卸売業者と言えます。

U‐mobileを例に各社の関係を見てみましょう。

例)U‐mobileの場合

1.卸売り
MNO:docomo社の回線を使用

2.仲介
MVNE:IIJ社が通信システムを繋ぐ

3.小売り
MVNO:U‐mobile社がユーザーにサービス提供する

卸売り→仲介→小売りという三層構造になっているわけです。

ドコモ・au・ソフトバンクが高いのは当たり前

MNOであるキャリアは設置からサービス提供までを自社で行っています。

全て自社で受け持つためコストがかかり利用料は高くなります。

当然のことですね。

しかし通信システム全てを自由に使うことが出来るため、どれだけユーザーがいてもシステムの中で均等に振り分けることができ混雑を避けることができるわけです。

また、電波状況が良くない地域などでもユーザーの声を聞いてその地域のアンテナ設備を直接強化することが出来ます。

これが大手キャリアの一番の強みであると同時に利用料が高くなっている理由です。

MVNOの通信品質はMVNE次第

MVNEはキャリアの通信システムを借り受けてそれをさらにMVNOに貸し出します。

そしてMVNEは自社が通信システムを提供しているMVNOのユーザーの数に応じて、キャリアから借り受ける通信システムの規模を決めます。

その規模が大きければ通信はゆったりと余裕がありますし、小さければ混雑してモッサリします。

提供元のMVNEの評判を知ることでMVNOの通信品質も予想することも出来るわけです。

このMVNEという仲介業者の存在は大きく、近年でMVNOが増えたことの大きな要因と言えます。

MVNOを選ぶときはMVNEもチェック!

MVNO、MVNE、MNOについてはわかったでしょうか?私はまだよくわからないままですが。笑

とりあえずはざっくりとでもわかっていれば十分だと思います。

要はあなたが格安SIMを選ぶ際に、

MVNOへのサービス提供元であるMVNEも参考にしておけば品質の心配もいらない!

ということです。

安くて品質も問題ない格安SIMですが、申し込むからには納得いったものにしたいですよね?

MVNOを選ぶときにはMVNEもチェックして納得のいくところに決めましょう!

ではでは、あなたが格安SIMでスマホ代を安く出来ることを願っています!

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