以前紹介した格安SIMプラン・オススメポイントに続いて、今回はU-mobileのデメリットや他MVNOとの比較について紹介していきます。
料金と通信のバランスがよく、コスパが良いため「無難」なトコロがU-mobileのメリットだと述べました。
カンタンに言うと「無難」だからこそ、極端な使い方には弱いのがU‐mobileのデメリットとなっています。
U-mobileのデメリット
以前U-mobileのオススメポイントとして通信速度が非常に速い事を挙げましたが、U-mobileを利用する上でデメリットもある事を覚えておいてください。
U-mobileはデータ通信速度が不安定だとよく言われます。
高速データ通信(LTE)の最大速度は150Mbpsですが、最悪0.2Mbps まで低下する事もあります。正直混雑時に速度制限されているのと変わらない気がしますね……
またLTE使い放題のプランでも速度制限される事があります。
LTE使い放題といえど短期間に大量のデータ通信を行うと、一時的にではありますがデータ通信速度を128kbpsに制限されてしまいます。
無制限プランを使いまくったら次の日に通信速度が激遅になった。特にU-mobileのLTE使い放題プランは、そんな事が起こる可能性が高いです。
U-mobileの評判
上記の通りU-mobileは使い放題プランが人気の一方で、通信が安定しない為に無制限でも意味がないという声が多くあります。
使い放題だからと言ってテザリングしまくったり、四六時中通信しまくったりする人もいれば、通信料を気にしたくないだけで普通に使っているだけの人もいます。
この事から、U-mobileの評価は極端なものになっています。
高速通信無制限のぷららモバイルLTEと比べると、ぷららは3Mbpsという上限があっても一定した通信が保たれるのに対して、U-mobileでは速度が出る時と出ない時の差が激しいのがネックのようです。
またLTE使い放題でも通信速度の制限がかかるかもしれない点も注意点として挙げられますが、通信量の規制のハッキリとした数字は公式サイトにも明記されていません。
使い放題とは言っても通信量を使いすぎると規制がかかる事は覚えておきましょう。
無制限のハズなのにこうした規制を気にしながら使用しなければいけないというのは気になる点ではあります。
ただし、音楽アプリやYouTubeの使用には問題ないようです。
後述しますが音楽聞き放題アプリやYouTubeをよく使う人には、問題なく使える良い無制限SIMと言えるでしょう。
また、新しく発表された「U-mobile MAX 25GB」については速度制限がかからないプランですので今後人気が高まっていくでしょう。
他MVNOの格安SIMとの比較
U-mobileと同様に、通信無制限プランを提供している、b-mobile・ぷららモバイルLTEの格安プランと料金を比較してみました。
「U-mobile PREMIUM」:2,980円。
ぷららモバイルLTE:2,980円
b-mobile:2,138円
比較すると、使い放題の格安SIMの価格としては高い料金です。
しかしぷららモバイルLTEの最高速度は3mbpsで最も低く、b-mobileは体感の速度が遅いという評判もあり、使い放題系の格安SIMではU-mobileを選ぶ人は多いようです。
動画や音楽配信は例外?
上にデメリットとして挙げましたが、U-mobileは使い放題プランが人気の一方で、通信が安定しない為に無制限でも意味がないという声が多くあります。
実測結果によると、0.5~1mbpsの間である事が多いようです。あまり速いとは言えませんね。
しかし、音楽アプリやYouTubeをよく使う人達の間では、「一日中かけていたが、途切れる事は殆どなかった」という声がよく聞かれます。
動画やや音楽配信についてなら、
『決して速くはないが、その分通信速度が安定しているので、常に安定して使う事が出来る』
…これこそがU-mobileならではの強みだと思います。
USENだからこそなのか?
通信の不安定さをデメリットとして紹介しましたが、それはあくまでも極端に通信料が多かったりする場合です。
他社で言う通信規制と同じようなものです。
だからと言って使い放題の「U-mobile PREMIUM」なら追加チャージの心配があるわけではありません。
「ダブルフィックス」でも自動で基本料が変わるだけです。
むしろ、音楽配信や動画に関しては常に安定しているというUSENならでは?の特徴に注目するべきでしょう。
「コスパ良く、無難に、動画や音楽配信を多く利用したい」
という方には、U-mobileはナイスな格安SIMです。
では、貴方のスマホライフに幸あらん事を!