格安SIMの普及により、SIMカードをいくつか持ち二つ以上の端末で利用する人が増えています。
これは格安SIMでは複数のSIMカードを維持しても、それほど負担にならない価格のおかげです。
複数SIMカードを便利に活用する方法を紹介します。
「SIMカードを複数使う」とは?
格安SIMの契約プランには、1つの契約で複数枚のSIMカードを発行してくれるサービスもあります。この契約であれば家族で格安SIMを利用しようとする場合、1人1人契約しなくて済むので楽です。
他にも、1人で複数台の端末(スマホやタブレット)を利用している場合は、複数枚契約の利用がオススメです。
複数枚持つことのメリット
次にケースごとに複数枚使うメリットを紹介しましょう。
・家族の誰かが使わないデータ通信容量をシェアできる!
複数枚契約の場合データ通信容量を分け合う事になるので、1人は大量にアプリをダウンロードしたりストリーミング配信を多く視聴し、1人はあまり高速データ通信を必要としない場合に便利です。
・二台以上の端末を持っていてもそれぞれ単独で使える!
スマホとタブレットの両方を利用しており、タブレットがWi-Fi専用ではなく、SIMカードが利用出来るものならばかなり便利。
1人で利用しているのに端末ごとに契約するのはかなり面倒なのでオススメです。
また個人用のプランでは満足出来ないほど大量にデータを送受信するユーザーの場合にも便利です。一か月の通信容量が10GBに達しそうな人にも良いと思います。
デメリット
格安SIMならではのデメリットはあるのでよく知っておきましょう。
・家族プランなど大きな割引はない
格安SIMには大手キャリアのように目立ったお得な家族プランがないためこうなっています。
ただそれを差し引いても格安SIMであればそもそもの基本料金が安く設定されています。
家族一人一人の利用状況を確認して検討する価値はあります。
オススメのシェアプラン一覧
シェアプランとは1契約で複数枚のSIMカードが使えるプランの事。上記の家族や1人で利用する場合には、おあつらえ向きのプランだと言えます。
そんなシェアプランが用意されている格安SIMのプランをいくつか紹介しましょう。
・Mineo
MineoはドコモとKDDIの2キャリアをまたいでシェア出来るのが特徴です。
シェア専用プランは用意されておらず、複数回線を紐づける事でシェアする事が可能です。
1人が膨大に通信した時に全員が速度制限されるということが防止できます。
・OCNモバイルONE
格安SIM大手のOCNモバイルONEは1日ごとの通信量も選べるプランが特徴です。
追加でSIMカードを購入して月額料金を払えばで容量シェアをすることが出来ます。
500kbpsで15KB使えるプランは低速ながら大容量に通信できるプランがあります。
用途に合致出来たら便利に活用出来ます。
・DMM mobile
業界最安値水準を誇るDMM mobileでは最大3枚のSIMでシェアします。
DMM mobileの最大のメリットは2枚でも3枚でもシェアする料金は同じというところです。
大容量プランを3枚でシェアすればそれこそいろいろお得な使い道があります。
8GB以上の大容量プランしか選べないので、あまりデータ通信を行わない人は個別で使いたい容量を契約する方が良さそうです。
まとめ
データ通信量を共有するところで注意点も多いシェアプランですが、上手く使えば家族全員で格安SIMに乗り換えて毎月のスマホ代を大幅に節約出来ます。
キャリアとの違いや注意点をしっかりと把握して賢く節約しましょう。
また、家族内だけでなく1人で複数のデバイスを持っている人は、各デバイスで独立して通信出来るようになります。
まだシェアプランを使っていない人は一度試してみてはいかがでしょうか?
では、貴方のスマホライフに幸あらん事を!