もしもシークスはその名前からもわかりますが、通話に関して特化しています。
特に注目なのは月額1800円で通話し放題の「かけたい放題フル」ですが、知っておくべき注意事項があります。
・連続して1日50回以上通話した場合
・連続して60分以上同一の相手先に連続してかけた場合
には利用停止となることがあるので知らないでいると危険です。
もしもシークスのプラン・料金について
もしもシークスのデータ容量は500MBから10.5GBまで段階的に用意されています。
あれ?データ容量に小数点まで付いていますね。
実は500MB以降の全てに0.5GBの端数が点いているのは、もしもシークスでは基本となる500MBにオプションで1・3・5・7・10GBを組み合わせて使うプラン構成になっているからです。
他社の格安SIMとは異なる考え方のプランであり、0.5GB分だけ余裕があるので面白いですが、データ容量に対する月額料金は割高なので、データ通信目的ならばオススメ出来ません。
3.5GBを例にすると、月額料金は1580円から2180円。
他の格安SIMの3GBプランでは1000円から2000円前後となっているので、もしもシークスだと料金面で損している事になります。
もしもシークスで目玉とされるのは、月額1800円で電話かけ放題になる「かけたい放題フル」です。
かけたい放題フルの注意事項
電話を掛ける機会が多い人は月額1800円の有料オプション「かけたい放題フル」に加入する事で電話料金がそれ以上かからなくなります。
500MBのデータ容量(月額980円)で音声プランを契約してかけたい放題フルを使えば計2780円で電話し放題ですので、契約する価値はあります。
また、新規契約・MNP転出から7日間以内の無料体験期間ならかけたい放題フルを自由に解約できます。
とりあえず使ってみて不要であれば解約という事も可能なので安心です。
ただしかけたい放題と言いつつ、
・連続して1日50回以上通話した場合
・連続して60分以上同一の相手先に連続してかけた場合
は不正利用とみなされて利用停止となる事があるようなので注意が必要です。
なお、このオプションなしで通話する時やデータ通信のみを目的とする時は月額料金が他社の格安SIMに比べて割高となる為、もしもシークスはオススメ出来ません。
またもしもシークスには無料通話が出来るかけたい放題フルの他、1回5分以内の通話なら通話料金がかからない「かけたい放題ライト」という月額850円のオプションもあります。
しかし、5分かけ放題オプションは楽天モバイルやFREETELにもありますし、これらの格安SIMなら5分以降も通話料半額アプリにより10円/30秒で通話出来る為、もしもシークスでは相手になりません。
他のメリットについて
まずは通信速度制限がない為、毎月のデータ容量を使い切るまでは常に高速通信を行えます。
その為、短時間に大量のデータ通信をするような使い方も可能です。
次のメリットは、iPhoneが使える事です。iPhoneの利用にはまずSIMロック解除が必要ですが、ドコモの場合はSIMロック解除が不要なので過去に発売された全ての機種を使えます。
なお、もしもシークスではSIMカードと一緒に端末を購入する事が出来、端末のラインナップの中にはiPhoneもありますが、いずれもアウトレット品(ドコモのSIMロックがかかったもの)であり高いので、もしもシークスで購入するのではなく、別の方法で調達する方が良いです。
キャリアだとありがちな色々なオプション・プラン内容はないので、契約内容がシンプルでわかりやすいのもメリットですね。
まとめ
もしもシークスのプランはかけたい放題フル一強ですが、通信速度制限がない事から常に快適な通信が出来る点は評価したいです。
またSIMロック解除ナシでiPhoneが利用出来る事も高ポイントです。
もしもシークスの利用は、ドコモの格安スマホを手に入れてかけたい放題フルを申し込んだ後、無制限の高速通信により通話しまくるのがベストです。
では、貴方のスマホライフに幸あらん事を!